家族のお小遣いはきちんと決めているのに、自分の分はなんとなく。そんな方は多いのではないでしょうか。私もそのひとりでした。家計を管理しているのは私なので、家族に渡すお小遣いは家計簿に支出として記入しています。でも自分に使ったお金は、ほかの支出にまぎれたまま。いくらと決めたことは、一度もありませんでした。
- 決めているのは家族のお小遣いだけ
- 自分の出費はほかの支出にまぜて記録
- 余ったら使うつもりが結局ゼロ
- コンビニスイーツにも少しの遠慮
余ったら自分に使おうと思っているのに、いつも余らないんです。
私も同じでした。余るのを待つのをやめて、先に取っておくことにしたんです。
そこで、まず1か月の自分の出費を見てから、月7千円を先取りで決めました。この記事では、私が実際にやった決め方と、スプレッドシートを使った管理方法をお伝えします。
家族の分だけ決めていたお小遣い

自分のお小遣いを決めていなかったのは、お金にだらしなかったからではありません。家計を管理している本人だからこそ、自分の分だけが見えなくなっていたんです。家族のお小遣いは毎月きちんと家計簿に記録しているのに、自分の分は「いくら」と決めたことがありませんでした。私がそれに気づいたのは、ほんの小さなできごとがきっかけです。ここでは、気づくまでの流れを3つに分けてお話しします。
ひとり外食の夢が消えた日
ある日、息子が友達と会うことになりました。「今日は夕食を作らなくていい!」と、私は朝からうれしくなっていました。
ところが、その日に行った歯医者さんで「30分は食事を控えてくださいね」と言われてしまいます。楽しみにしていた外食の予定は、あっけなくなくなりました。
たまには、ひとりでゆっくり外食したいなあ。
この小さな「残念」が、自分のお金の使い方を見直すきっかけになりました。
家族のお小遣いは家計簿に支出として記入
わが家の家計を管理しているのは私です。家族にお小遣いを渡すときは、家計簿に「支出」としてきちんと記入しています。
- 家族へのお小遣いは金額を決めて手渡し
- 渡した分は家計簿に支出として記録
- 毎月いくら出ているかがひと目でわかる状態
家族の分は、ちゃんと管理できていました。だからこそ、自分の分が抜けていることに長いあいだ気づかなかったのだと思います。
自分の分はほかの支出にまぎれていた
では、自分に使ったお金はどうしていたのか。化粧品や雑貨などは、ほかの支出と同じように記録していました。
つまり、自分のお小遣いは、ほかの支出の中にまぎれていたんです。そういえば、今まで「月にいくら」と決めたことは一度もありませんでした。
家計を任されていると、自分の分って後回しになりがちですよね。
そうなんです。自分で管理しているのに、自分の分だけ決めていませんでした。
お小遣いは先取りで決める

自分のお小遣いは、余ったお金から出すのではなく、月の初めに先に取っておくのがおすすめです。「余ったら使おう」と思っているうちは、自分のために使えるお金はなかなか出てきません。私も長いあいだ、その状態でした。そこで考え方を変えて、先に自分の枠を決めることにしました。ここでは、先取りにした理由とやり方、そして家計への影響を順番にお話しします。
余ったらお小遣いにするでは一生余らない
「今月お金が余ったら、ひとりで外食に行こう」。そう思っていても、月末になるとお金はほかのことに使われています。
- 家計の残りはほかの支出に回りがち
- いくら使っていいのかが決まっていない状態
- 自分の分はいつも最後の順番
余ったらお小遣いにする、では一生余りません。余るのを待つのではなく、先に取っておく。これが私の出した答えです。
月の初めに自分の枠を先に取る
今は、月の初めに「今月の自分の枠は7千円」と先に決めています。
- スプレッドシートに今月の枠を7千円と記入
- 自分のものを買ったらスプレッドシートに記録
- 余った分は来月に持ち越さずリセット
先取りといっても、お金を別の口座やお財布に移しているわけではありません。枠の金額を先に決めておくだけです。くわしいやり方は、このあとの「自分のお小遣いの決め方」で紹介します。
先に決めるから自分の分と家計を分けられる
先取りにすると、自分に使いすぎてしまうのでは、と心配になるかもしれません。でも実際は反対でした。
先に自分の分を取ったら、家計が苦しくなりませんか?
使っていいのは枠の中だけなので、むしろ家計とはっきり分けられました。
お小遣いで使うのは7千円の中だけです。余った分は来月に持ち越さない、というルールにしています。自分の分と家族の分の線が引けたことで、自分のお金を安心して使えるようになりました。
自分のお小遣いの決め方

自分のお小遣いの金額は、いきなり決めなくて大丈夫です。私も最初から「7千円」と決めたわけではありません。まず自分が1か月にどれくらい使っているかを見て、そこから金額を決めました。何にいくら使っているかがわかれば、無理のない金額が自然と見えてきます。ここでは、私が実際にやった3つのステップを紹介します。
まずは1か月の自分の出費を見る
最初にやったのは、1か月のあいだに自分のためにいくら使っているかを見ることです。
それまで自分の出費は、ほかの支出にまぎれていました。そこで1か月だけ、自分のために使ったお金をスプレッドシート(表計算ソフト)にまとめてみたんです。
- 自分の分として使ったお金はスプレッドシートに転記
- 自分の分を現金で払ったときはスプレッドシートと家計簿アプリの両方に転記
- 1か月後にスプレッドシートを見て合計を計算
支払いは基本的にクレジットカードです。ただ、現金しか使えないお店や病院では現金で払うので、その分は家計簿アプリ(マネーフォワードME)にも入れています。家族の分は、お小遣いとして渡した時点で支出に記録しているので、使いみちまでは管理していません。
いくらにすればいいのか、見当もつかないです。
私もです。だから決める前に、まず今いくら使っているかを見ました。
化粧品や雑貨など使いみちを書き出す
1か月分のスプレッドシートを見ると、自分のお金の使いみちはだいたい決まっていました。
- 化粧品代
- 雑貨
- 趣味のお金
- コンビニスイーツ
使いみちがわかると、「これくらいあれば足りる」という金額が見えてきます。今の出費をもとに決めるから、無理のない金額になるんです。私の場合は、月7千円に落ち着きました。
スプレッドシートに今月の枠を書いておく
金額が決まったら、あとは枠を超えないように記録していくだけです。私の支払いは基本的にクレジットカードです。
- スプレッドシートに今月の枠を7千円と記入
- 自分の分をクレジットカードで払ったらスプレッドシートに記録
- 合計が7千円を超えないように確認

家計簿アプリの中では、自分の分を特に分けていません。自分のお小遣いは、スプレッドシートの枠だけで管理しています。
月7千円のお小遣いで続けた結果

月7千円と決めてから、お金の使い方そのものは大きく変わっていません。では何が変わったのかというと、気持ちのほうでした。同じものを買っていても、後ろめたさがなくなったんです。使えるお金がはっきりしていると、こんなにも気が楽になるのかと驚きました。ここでは、私が実際に何に使っているかと、決めてから変わったことをお話しします。
化粧品や趣味やコンビニスイーツに使う
私が7千円の中から買っているのは、化粧品や雑貨、趣味のもの、そしてコンビニスイーツです。そんなに特別なものではありません。
金額を決める前から買っていたものばかりです。基礎化粧品などは買うものがだいたい決まっているので、使う金額もほとんど変わっていません。違うのは、それが「お小遣いの中の買い物」になったことだけです。
自分の給料だから気がねなく使える
私のお小遣いは、自分の給料から出しています。
家族のために使うお金と、自分のために使うお金。どちらも同じ財布から出ていると思っていると、自分の分はどうしても後ろめたくなります。でも自分が働いて得たお金から出していると思えば、気がねなく使えます。
自分にお金を使うのが、なんとなく申し訳なくて。
私も同じでした。自分の給料の中から、と決めてからは気が楽になりました。
枠の中なら使えるお金がある安心感
いちばん変わったのは、「ちょっと贅沢かな」と思うものを買うときの気持ちです。
コンビニスイーツや、少し値段が張る化粧品。前は、こういうものを手に取るとためらう気持ちがありました。今は「お小遣いの枠の中だから大丈夫」と思えるので、気がねなく買えます。
- 買うときのためらいがなくなった状態
- 使えるお金がはっきりしている安心感
- 後ろめたさのない小さな楽しみ
金額が増えたわけではありません。それでも、使っていいお金が決まっているだけで、気持ちはずいぶん軽くなりました。
主婦のお小遣いのよくある質問

自分のお小遣いを決めるとき、私がひっかかったことをまとめました。金額のこと、家族に伝えるかどうか、余った分の扱いなど、細かいところで手が止まりやすいと思います。ここでの答えは、あくまで私のやり方です。ご家庭によって合う形は違うので、参考のひとつとして読んでみてください。
主婦のお小遣いの平均はいくら
平均額はいくつかの調査がありますが、調べてみると金額のばらつきが大きく、あまり参考になりませんでした。働き方も使いみちも人それぞれだからだと思います。平均と比べて多いか少ないかを気にするより、自分の使いみちから決めるのがいちばんです。ちなみに私は月7千円です。
自分のパート代から出していいのか
私は自分の給料から出しています。自分が働いて得たお金なので、気がねなく使えるからです。家計に入れる分と自分のお小遣いの分を分けておくと、気持ちの整理がつきやすくなります。
家族に伝える必要はあるのか
わが家の家計を管理しているのは私なので、夫には特に伝えていません。ただ、これはご家庭によります。家計を夫婦で分担している場合は、先に話しておいたほうが気持ちよく続けられると思います。
余ったお小遣いはどうするのか
余った分は来月に持ち越さない、というルールにしています。持ち越すと枠がだんだんあいまいになってしまうからです。1か月ごとにリセットして、また新しい枠で始めます。
お小遣いの金額はどう決めればいい
いきなり決めなくて大丈夫です。まず1か月、自分のために使ったお金を記録してみてください。私はそれをスプレッドシートにまとめて、合計を見てから月7千円に決めました。今の使い方をもとにすると、無理のない金額になります。
まとめ

家計を管理していると、自分の分だけがあとまわしになります。私も、家族のお小遣いは決めていたのに、自分の分は決めていませんでした。「余ったら使おう」と思っているかぎり、そのお金はいつまでも出てきません。
- 余ったら使うでは一生余らない仕組み
- 月の初めに枠を決める先取りのやり方
- 1か月の出費を見てから金額を決める手順
- スプレッドシートでの記録と月ごとのリセット
- 気がねなく使えるようになった気持ちの変化
大きな金額でなくても大丈夫です。私は月7千円ですが、使っていいお金が決まっているだけで、気持ちはずいぶん軽くなりました。
まずは1か月、自分のために使ったお金を書き出すところから始めてみませんか。金額を決めるのは、そのあとで大丈夫です。今月の分から、さっそく記録してみてください。


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